しらみ駆除用くし(電動) / 電動コ―ム
メリット
- 一番の利点は乾いた髪に直接使用できるということです。歯に微量の電気が流れているため、アタマジラミに歯が触れるとシラミは一瞬にして感電死してしまいます。
- ロビコ―ムの場合は、単三乾電池1個という安さ。くしの歯先は絶縁になっているので、感電や頭皮にキズを付けることもなく傷みもありません。
- 安全性と経済性の両方を兼ね備えています。
[準備]
- 電動シラミ駆除用くし
(ロビコ―ム、ライスコ―ム) - 髪留めクリップ
- 粘着テープ
[駆除の仕方]
- 髪を普通のくしやブラシでもつれを梳いてください。髪が塗れた状態でシラミを探します。
髪を髪留めクリップを使用していくつかの束に分け、少しずつとりわけます。 - 髪が乾いた状態でシラミを探します。
電動シラミ駆除用くしは塗れた髪や湿った髪には作用しません。電源を入れると高い電動音が鳴ります。これが作動している状態です。 - 電動シラミ駆除用くしで駆除します。
髪の根元に対して45〜90°の角度で当てます。(メーカーにより使い方の指示が違いますので、使用説明書に沿ってお使いくいださい。)
電動シラミ駆除用くしがシラミを発見すると微量の電流でしらみを殺します。目、耳や口に触れないように気をつけてください。シラミが生息する頭皮から約2.5cmの側頭部から後頭部を中心に頭皮全体を梳くようにしましょう。 - 電動くし使用後は電源を切ってください。
作業を行った場所は掃除機を使ってきれいに掃除し、衣類は60℃以上の湯で浸した後、洗濯をしてください。くしを掃除するときは、歯を本体から外し、付属ブラシできれいにします。付属ブラシにアルコール消毒液を浸して掃除するとさらにきれいになります。 - 駆除後、シャンプーをしてください。
電動シラミ駆除用くしで駆除をした後、シャンプーをすると髪の毛の中に残っているシラミの死骸を取り除くことができます。 - この作業を2週間繰り返してください。
電動シラミ駆除用くしは、幼虫、成虫は殺せますが、卵は殺すことができません。卵が孵化したらまた駆除するよう、2週間この作業を繰り返してください。
アドバイス
- 駆除の前に通常のブラシでからみをしっかり取りましょう。
- くしはひっくり返さずに同じくし面で梳くようにしましょう。
- 電動音がならなくなった場合は、シラミやフケが歯にはさまっている可能性があります。付属品の掃除用ブラシで歯をきれいにしてください。
- ケープを肩にかけると衣類の肩にシラミが落ちるのを防ぐことができます。
- ビニールシートを敷いてその上で駆除すると落ちたシラミを見つけやすくなくなります。
- 使用したケープやビニールシートはビニール袋に入れ密閉した状態で捨てるか、60℃以上の熱処理を行ってください。
- より短期間でシラミを完全駆除するには、電動シラミ駆除用くしの後、手動のシラミ駆除用くしで、卵の駆除をするのが大変効果的です。併用することで時間が短縮され取り残しがない駆除ができます。
注意
- 電動コ―ムは微量の電流があるため、てんかん、発作、心臓病疾患のある方、ペースメーカーや神経刺激装置を装着している方には使用することができません。
- 1日の使用時間を5〜10分にしてください。
- 子どもへの使用は大人が行ってください。
- 3歳以下の子どもには使用できません。
- 頭皮にキズや膿、腫れがある場合はご使用を避けてください。
- 別の人に駆除する、再び駆除作業を行うなどの場合は、歯を完全に乾かしてから使用してください。ドライヤーを当てると早く渇きます。ドライヤーの熱で歯先の絶縁部が損傷しないよう注意してください。
- 保管するときは子どもの手の届かない場所で保管してください。