3種のしらみ(アタマジラミ、コロモジラミ、ケジラミ)駆除方法
シラミを発見したらまずは慌てない。シラミ駆除は可能です。落ちついて根気よくとりかかりましょう。
まず、シラミ駆除をする際の基本事項を覚えておきましょう。
基本事項
- シラミは清潔にしていても移ります。子どもがシラミを持ってきても絶対に不潔よばわりしたり、とがめたりしないでください。一番苦しんでいるのは子どもですので、優しい言葉をかけて安心させてあげてください。
- シラミは熱に弱く60〜70℃以上の熱に10分くらい当たると死にます。
- アタマジラミ、ケジラミは人から離れると2、3日で死にます。
- コロモジラミは成虫になってから約30日で死にます。
- 感染者が接触したものは共有せず、接触後は掃除機をかける、60℃以上の熱湯で選択する、日光に当てるなどし、他の人に感染しないよう注意が必要です。
注意
- シラミの駆除は家庭で手軽にできますが、下記の症状が現れたら医師の治療を受けましょう。
- 引っかき傷により皮膚のただれ、炎症、傷み、腫れが生じた場合
- 痒みがよくならず、発熱、吐き気、嘔吐がある場合
- ケジラミを駆除してもかゆみが続く場合(性感染症の疑いがある場合)
- ケジラミがなかなか駆除できない場合
- 駆除剤(スミスリンやニックス)の使用によりアレルギー反応が生じた場合