シラミ防止対策
アタマジラミに感染しない一番の方法は坊主にすることです。しかし、女の子は坊主にできないので、髪を短く切るようにしてください。髪を束ねた部分にシラミが発生しやすいです。
しらみ防止には毎日の洗髪が大切です。髪を洗った後、よく乾かすとしらみの発生がすくないと言われています。リンスをした方がシラミの感染が少ないという説がありますが実証されていません。リンスをすると髪を梳く時くしが通りやすくなるためと考えらますので、リンスをしなくてもよく髪を梳くことがシラミ感染の予防になります。
学校・保育園での予防
- シラミが発生したら、保健所に通達、保護者に連絡し、家庭内での駆除を促してください。
- 定期的にシラミが発生していないか7〜10日に1度検査することが必要です。
- 衣類、タオル、寝具などはなるべく共同で使用しないようにしてください。
- 帽子の共用はしないでください。
- 給食着、保健室のシーツ、昼寝用寝具はこまめに洗濯してください。
- シラミが発生したら、保健所に通達、保護者に連絡し、家庭内での駆除を促してください。
プールでの予防
- 更衣室のロッカーは毎日掃除してください。
- プール感染が多いと言われています。プールから上がった後に同じタオルで拭かないようにしてください。
- ヘアブラシ、くしの共用をしないでください。
家庭内での予防
- 毎日子どもの髪を検査してください。
- 毎日洗髪し、髪をよく乾かしてください。
- 衣服、寝具、タオル等、からだに触れるものはこまめに洗濯をしてください。洗濯は60〜70℃の湯に10分漬けるか、アイロンをかける、乾燥機に入れるなどをして高熱処理をしてください。
- くし、ブラシ、タオル等を共有しないでください。
- 家族に感染がないか調べてください。痒みを判断基準にすると発見が遅れてしまいます。
- 学校や保育園に通っている子どもにシラミが発生したら、先生に連絡して感染を予防してください。
頭髪を手で触ってもアタマジラミは移りません。アタマジラミは飛んだり、跳ねたりしないので、床に落ちたアタマジラミが足から這い上がって髪に付くことはありません。